ピアノを弾くとき、ずっと鍵盤を見ていてはいけないのだろうか?という疑問がわきました。
ピアノの先生に聞いてみたお話や、鍵盤を見ずに弾くとどんな効果があるのかを紹介します。
ピアノは鍵盤を見てはいけない?
結論から言うと「見てはいけないことはない」ただ「ピアニストが楽譜から鍵盤に視線を移す時間はほんの一瞬」とのことでした。
鍵盤を見てはいけないということはない
ピアノを弾くとき、鍵盤を見てはいけない「わけではない」と先生はおっしゃいます。
楽譜を見つつ、離れた音などを押さえるときに一瞬鍵盤を見てまたすぐ楽譜に視線を戻る、というのはよくあることだそうです。
鍵盤を見すぎると楽譜の現在地を見失う
鍵盤を見て弾く時間が長すぎると、いま楽譜のどこを弾いているのかを見失ってしまう恐れも。
暗譜している曲ならまだしも、練習中の曲は音だけではなく強弱のつけ方や表現を確認するためにもしっかり楽譜を見たほうが良さそう。
鍵盤を見ずに弾いたらスルッと弾けた経験談
最近練習中のある曲の中で、十六部音符が続いて、鍵盤2つ分も3つ分も音が飛ぶところが上手く弾けませんでした。「#」もつくからなおさら難しい…!
気づくと鍵盤ばかり見て、必死に音符を追いかけていました。
でも、あえて視線を楽譜に向け、鍵盤を見ずに弾いてみたら、いつも詰まるところがスルッと弾けたのです。頭で考えずに手が覚えている感覚。ピアノが楽しい!と思える瞬間でした。
ただ、鍵盤を全く見ずに弾くと音を外しやすいです。
チラッと一瞬確認してから、あとは手の感覚を信じて弾くようにしたら、難しかった部分がだんだんと弾けるようになってきました。
ピアノは鍵盤を見てはいけない?|まとめ
ピアノを弾くとき、鍵盤を全く見ないわけではなく、一瞬だけ見て場所を確かめる動作は必要です。
でも下ばかり見て弾くのはあんまり……。意識的に鍵盤を見る頻度を減らしてみたら、意外と上手く弾けるかも。
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